ゼロタイム

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「あ…私の名前」 知っていたんだ、と思った。 なのに私は…あの子を知らないのだ。 「…誰?」 私は俯いて毎日学校で。 誰の顔も見てなかった? みんなの言葉ばかり気にしていたんだ。 あの子の名前が知りたい。 そして… 友達になりたい。 小学校4年の時だった。
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