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突き放したのはいいけど…
解らせる為なんだけど…
ちゃんと夕飯食べてんのかとか
ちゃんとバイト行ってんのかとか
心配だった。
でもここで手を差し伸べる訳にはいかない
涼にアタシの存在を思い知らせなきゃ。
人は失って初めて気付くような
愚かな生き物だから
そんな事を涼に想っていた。
1年後、アタシ自身が愚かだと気付かされるとは、この頃は全く想ってなかった…。
そして運命なのか偶然なのか
アタシは奴に出会ってしまう。
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