釣り人某の釣り日誌パート1

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今日のアイテムチャレンジは…? 眠気覚ましの珈琲を口にしながら、釣りラブ新聞に目を通し、道具の準備をする。 朝の堤防。 辺りを見渡すと、既に何人もの釣り人が糸を垂らしていた。 (皆、早いなぁ) そう思いながら準備をする。自分も含まれるのは、置いといて… 課題は3匹。先ずは、アカエイ。装備はオール万能。 「よしっ」 気合いを入れ、一投目… 「っ!」 竿から伝わるアタリの手応え! 一気に高まる緊張。バラさないよう慎重に竿とリールを操り… 「っ。おっしゃ~!と…」 釣り上げてみれば、アカエイ! 思わず、周りに気付かれないよう小さくガッツポーズしてしまう。 「次は、浜か…」 手早く道具を片付け、 (ポイント稼ぎつつ、まったり狙うか) そんな事を思い、浜へと向かう。 (やっぱ、浜は良いなぁ) ホームグランドともいえる浜。朝日に照らされて海面がキラキラと輝いている。毎日見慣れている筈なのだが、何故か、落ち着くのだ。 「見とれてる場合じゃないや…」 流石に普段より人が多いなと思いながら準備完了。 課題は後2匹。潮騒+万能で。 「………」 紫煙が風にたなびいていく…20分経過。 釣り上げても釣り上げても、アナハゼ、マゴチが掛からないっ…orz (そりゃ、ポイント的にはサメやらワラサやらヒラメやらのが良いけども~) 思わず、ひとり愚痴る。掛かる時は、嫌って程に連チャンするのに…25投以上アタリ無しですか… 一投目から30分近く経とうかという時。 あまり期待しないで上げた糸の先には。 「アナハゼ~!」 叫んでしまった。…恥ずかしい~…周りの目が少し痛いっ。 顔を紅くしつつ、針から外し、再度、竿を振るう。 「マゴチ~!!」 アナハゼから二投目っ。早いアタリに、またまた叫んでしまった…恥ずかしい~… 周りからクスクスと聞こえてくる。 「おめっ」とか「良かったね」とかも。 「煩くて済みません!有難うございます」 と、紅い顔のまま、口早に言って道具を片付ける。 アイテムチャレンジクリア!…妙にてこずった… とりあえず朝食を済ませに一旦、帰宅。 その後、浜でボチボチ乱釣り。 黄金アジイベントはぁ~…… 3回目クリアで止め~… 追記。黄金アジ狙いつつ沖で バショウ2匹get …続かない?
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