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いつの間に脱いだのだろうか。菊はレイの秘部に自身をあてがう。
「ひっ…や…やめてくれ…!!頼む…ッ」
「答えはいいえです。」
それだけあっさりと言い、菊はレイを貫いた。
途端にレイが甘い声をあげる。
「あっ…ひあああっ!!ああっ!!」
「ハッ…気持ちいい…ですか?まあ、聞くまでもなさそうですが…」
菊はいきなり激しく律動を始める。奥に菊のモノの先が当たるたびにレイは声を上げる。
「や…っ…やら…っ…あうっ…」
「……。」
その時、菊の動きが止まった。
「う…っ…なん…で…」
「今『嫌』と言ったじゃないですか。流石に嫌がっているのを無理にここまで犯すなんて私には出来ませんからね。」
菊はモノを抜こうとする。
「あっ…やらぁ…」
レイは必死に菊の腰を掴む。
「…今更…やめんなよっ…」
「えっ…」
「もう…ここまで…きちまったら…私も我慢出来ない…。」
「つまりそれは「頼むから…早く…動いてくれ…!!…逆に…苦しい…」…そうですか。」
では、後悔は無しですよと言い、菊は再びレイを突き上げた。
激しい律動に、レイはとろんとした目をして甘い声で鳴く。
それは、普段滅多に見せないレイの女性としての顔だった。そのことに今更気付いたのか、菊は一人歓喜に浸る。
二人の行為は夕方まで終わることはなかった。
fin.
―――
後日
「全く…あんなに激しく動いたからだろ。」
「くっ…面目ないです。」
菊は腰痛に悩まされていた。
「ま、これに懲りてもう私を攻めようだなんて考えるなよ?」
「何を言ってるんですか。レイさんがあんなに可愛く鳴く姿…今回だけで見納めは勿体ないですよ?次回はもっと鳴かせますよ。」
「おまっ…人を何だと…!!」
「不法侵入者に言われたくないです。」
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