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「あ…っ…アーサーさん…」
「どうかしたのか?」
「もっと…奥を…んっ…奥…触ってくらさい…。」
「…ああ。わかった。」
アーサーは、勢いよく最奥を突く。
「んああああっ!!うはあああっ!!」
菊は快感のあまり声にならない喘ぎ声をあげる。
いつの間にかアーサーのモノを包み込むそこは、やわやわと優しくそれを受け入れていた。
強い快感に菊の中がきゅうと締まる。
「…っ!!悪い…俺…もうイっちまう…」
「では…っう、一緒…に…一緒に…はあっ…イキましょう…。んんっ…」
「ああ…。一緒に――…」
菊の中でアーサーのモノがぶるりと震える。
途端に、生暖かい物が広がる。
「あ…ああ…っ…あ、あつ…い…んっ」
その快感に後押しされ、菊も白濁を吐き出した。
そして、菊は寝てしまった。
いろんな体液でぐちゃぐちゃになった周りをアーサーが仕方なく掃除する。
「…いつも、これだけ素直だったら良いんだが…な。まあ、俺が言えたことじゃねぇか…。」
アーサーは菊の額にキスを落とす。
「…好きだ、菊…。」
そして、菊の隣で静かに寝息を立て眠った。
fin.
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