さくらさくら、いざ舞い落ちん
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「ありがとう…ございます。」 菊は立ち上がり、白玉楼へ続く階段を更に上へと上って行った。 その後ろ姿は、厳格な中にも優しさがあった。 庭師は主人の為に。 国は国民の為に。 それぞれ守りたいものがある。 fin.
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