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少し歩くと
小さな公園の前に出た
毎日彼と
この公園を通過して帰る
いつもは
ちびっ子がたくさんいて
にぎやかだけど
こんな雨の日は
さすがに誰も居なかった
すべり台とか
ブランコの横を通り過ぎる
公園の出口近くになると
大きな木が一本ある
今日もその木の横を
通過しようとしたら
彼が不意に立ち止まった
雨が軽く顔に当たって
私も立ち止まる
彼を見上げると
彼の優しいキスが降ってきた
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