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小さいころの私は
父が大好きだった
家族で買い物に行くときは
必ず
父と手をつないで
欲しいものがあると
父にねだった
そんな父は
私が
小学校に上がってすぐに
事故で死んだ
私は
母と二人ぼっちになった
母はそのうち仕事を始めた
そのうち
父が死んだ悲しみから
無口になっていった
母はいつも
夜中に帰ってくるようになり
私はいつも1人だった
父が恋しかった
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