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あれ?いつも冷静な校長先生の顔が、ひきつってるぞ?
どうしたんですか先生!?
「は、はは、ははは……頼もしい一年生だ」
「あの、大丈夫ですか校長先生?顔色がよろしくないようですけど……?」
「緑色か!?緑色なのか!?ピッ○ロ大魔王だな、あんた!」
やたらハイテンションだな、朔夜……。
「やっべー、あんたが一番からかいがいあんよ!」
!?
こいつ、校長先生で遊んでいたのか!!
「皆さん、ここまで本当によく頑張りました。正直予想以上の働きです。一条先生と、酒巻先生。そして、君たちの学年主任以外は大変驚いていました」
酒巻先生は保健室の先生だったよな……?
一条先生って誰だ?
「一条が?ハッ、あの野朗は何も考えてねぇだけだろ。あいつが驚くほうが驚く」
忌々しそうに恭也が校長先生に向かって紫煙を吐く。
「知ってるのか?」
「あぁ、ちょっとな」
僕の問いに対して凶悪に笑いながら恭也が答えた。どうやらその一条先生になにかしらを仕掛けるつもりらしい。
目でわかる。
なんか妙に輝いてる。
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