閑話休題

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「なにあれ?なんてサム○イハイスクール?」 「あ゛?ちげぇよ、あれは二重人格とかの類いじゃねぇ」 (見てんのか、この人?) 「ただの“馬鹿丸出しモード”だ」 「わけわかんね。中ニ病ですかあんたら?なに、モードって?恥ずかしいんですけど」 「死にてぇのか?」 「やぢゃ」 (……相変わらずムカつく野郎だな、殺すか?) 「つか、陰陽師ってあんた……あのハゲ、中ニ病にかかるほど精神年齢あったんだな」 「ハッ、まったくだ。わざわざ口調を変える必要なんざありゃしねぇ。 だがまぁ、笑えねぇことにあのクソ眼鏡が陰陽師っつー素敵な自己紹介は事実なんだよ」 「はぁ?なんだよ、《陰陽師》って?江戸時代じゃねーんだぞ?」 「だから笑えねぇって言ってんだろ」 「いや、逆に笑えるけどね」 「テメェのユニークな言い分をいちいちのんびり聞いてやるほど俺様は暇人じゃねぇんだよ、カスが」 「じゃぁ、あんたは若林か?」 「誰があんな音痴だ」 (オー○リー知ってんのかこのヤンキー……) `
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