566人が本棚に入れています
本棚に追加
――――――――――――――
―――――――――
―――――
今日の仕事は割と早めに終わった、それなのにやはり藤原は俺を誘おうとはしなかった
まぁ、誘われないのには苛立つが、2人きりになる方法なんて俺にはいくらでもある
ピンポーン
そう、藤原の家に行けばいい
ただそれだけの事
ガチャリ
覗き穴から俺を確認したのだろう、少し間が開いて、複雑な表情の藤原が出て来た
「何しに来てん」
少し不機嫌そうに、いつも低い声をさらに低くし尋ねられる
「別に」
そう告げると、藤原の了解を得る事なく部屋にあがる
最初のコメントを投稿しよう!