mad

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―――――――――――――― ――――――――― ――――― 今日の仕事は割と早めに終わった、それなのにやはり藤原は俺を誘おうとはしなかった まぁ、誘われないのには苛立つが、2人きりになる方法なんて俺にはいくらでもある ピンポーン そう、藤原の家に行けばいい ただそれだけの事 ガチャリ 覗き穴から俺を確認したのだろう、少し間が開いて、複雑な表情の藤原が出て来た 「何しに来てん」 少し不機嫌そうに、いつも低い声をさらに低くし尋ねられる 「別に」 そう告げると、藤原の了解を得る事なく部屋にあがる
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