春―桜

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「仁…チューして?」 「うぇ!?何!?急に…」 「何その反応…嫌ならいい。」 「嫌じゃない!!カメ…こっち向いて」 カメが少しピンク色に染まった顔をこっちに向けた… ちゅ 「へへっ」 「何その笑い方…カメ照れっとこっちも照れっから」 「ありがと。なんかまた頑張れそう。」 「そっか」 桜も命も永遠ってないかも知れないけど、オレがカメを愛すのも、カメがオレを愛してくれるのも永遠であればいいと思う。 ありもしない永遠を願うのも悪くない。
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