第一章~トロール~

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ガチャ…… 『よぉ…依頼通り殺してきたぜ。ちゃんと用意してるんだろうな?』 王座に座っていたノイルは 『証拠があるらしいな…見せてくれ』 アランはそう言われると ポケットからなにかを取り出すとノイルに投げる。 『うわっ!!! これは……指!?』 ノイルの手には第一関節のところで切られた小指があった 『トロールの指だ。 さぁ、さっさとやりな。』 『ふっ…ごくろうだった。』 ノイルは 立ち上がり手をかざすと 何十人もの兵士がアランを囲む 『オイ……なんの真似だ?』 『君のおかげで私は正式に王になれたよ…君には用はない死んでくれ』 ノイルは不適な笑みを浮かべて言った。
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