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『あぁ…実は城下町で家畜を殺して困っている化け物を殺して欲しいんだ。兵士も送ってはみるんだが数名しか帰って来なくてな…
生き残った者がみな口を揃えて巨人の化け物に襲われたと…』
『そいつはトロールだな。』
アランがそう言うと
ノイルはキョトンとした顔をする。
『つかよ、あんたら軍隊でも出して殺せばいいじゃねぇか。』
ノイルは
『そうしたいんだが。城下町では今小麦が収穫の時でな、なるべく少数の兵士で討伐したいのだよ…』
『つかよトロールはある程度知能があるし、もともとおとなしく森でひっそりと暮らすはずなんだよ。
それが森からでるって事はあんたら森林でも伐採しただろ。』
『…………』
『図星だな。これはあんたらの責任だ。あんたらでどうにかしな。』
アランは頬杖をつきそういうと
ノイルは
『そ、それは無理だ!!町中で大砲など使ったら市民の信頼が無くなってしまう!!』
必死に言うがアランは
『はっ!お前らのしり拭いなんて勘弁だね』
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