9人が本棚に入れています
本棚に追加
『何者だ!!止まれ!!』
二人の兵士が槍を交互に重ね城門へと続く道を塞ぐ。
『アランだ。あんたらんとこのノイルってやつに依頼はすませたと伝えてくれ。』
『なに?なんの依頼だ?』
兵士は疑いの目で見る
『トロール退治だよ。あと証拠も見せたいから部屋にとおしてくれねぇか?』
『……ちょっと待ってろ』
そういうと一人の兵士は走ってどこかへ言った。
もう一人の兵士が
『お、お前あのトロールを倒したのか?』
『あ?あぁ…多分今までで上位に入るぐらい苦戦したぜ…』
『そうか!あいつは俺らの仲間を何人も殺した化け物だったんだ!!あんなやつ早く死ねばよかったんだ。』
そう兵士が言った直後
チャキ
アランは大剣をぬき
兵士の喉元にきっさきを当てる。
『おい、それ以上言ったらお前の首…跳ぶぞ?』
深紅に光るアランの目は美しさと同時に兵士にはとてつもない恐怖を与えていた。
『あぁ…悪かった…』
すると兵士が戻ってきて
『ノイル様が会ってもいいそうだ。ここから入ってまっすぐいった所に階段があるそこをのぼれば王座の間だ。』
最初のコメントを投稿しよう!