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美来;「え!?松山を島人学(シマンチュガク)に連れてけばいい?」 そう言って、いきなり滝音の手を掴む。 美来;「行こう!」 ―― 白津白波高から歩いて15分。海沿いで沖縄特有の瓦が付いた二階建ての寮へ来た。 美来;「ここが白津白波高の寮、島人学。寮っつても、少年院から出所した人で高校へ通いながら更生したい学生を引き取るところなんだ。一応、部屋探しきれなかった下宿生も居るけど😜 ここは、下宿生、出所した子、松山を入れて7人目になる。松山は、竹内ゆうたの隣の部屋だから✋」 滝音が来てる黒字で襟に黒ラインが入ったシャツとは裏腹の白シャツでアシメントリー風の髪型の男の子が居た。
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