よいのよあかし

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〝宇宙〟 太陽をみつけた 魅惑の重力圏内だ これがいけなかった 全身の血がたぎる音を聞いた 真夏 卒倒寸前のある日 手を伸ばす どうかこの掌を受け入れて 赤く焼け焦げる ぼくの心臓 灼熱のキミは 最後に微笑んだね 溶け渇きぼくは とうとう霧散して 宇宙を漂う塵となる
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