10人が本棚に入れています
本棚に追加
「どうした、黙り込んで」
「あ、すみません。考え事してました」
「はっはっは、五十嵐君の事か?」
「いえ、拓馬の事じゃありません」
「なら、両親の事か?」
俺は睨み付けるように、院長を見た。
「ふっ、私は何もしてないよ」
「・・・・・・」
俺は何も言わずに院長から、目を逸らした。
この院長の人を見下した表情。
俺が初めて会った時と変わらない。
ムカつく
腹ただしい
・・・殺意が沸いてくる。
最初のコメントを投稿しよう!