幼少時代

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次に気付いた僕は…白い天井、独特の薬の匂い、白いカーテンを目にした。 つまり病院だ。 「う……なんで病院…に…」 気がついた瞬間…… あの時の光景が…フラッシュバックした。 とても鮮明に… 「うわぁぁあぁぁあぁ!!」 僕は叫んだ。 何もかも吐き出すように… そして…また意識を失った。 いま思えばあの時なぜ気絶しなかったのか…共に死ねなかったのか… そんな思いが浮かんでくる。
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