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「羽美?どうした?」
羽『………。
家に帰りたくなくて…』
今にも泣き出しそうな悲しい顔だ。
「家で何かあったか?」
羽『……ううん…
何でもない!
帰ろっか…。』
──その瞬間、羽美の髪が風になびいて、首の所に痣があるのを見つけた。
羽『…何…?』
「羽美…この痣どうした?」
俺はそう聞きながら、羽美の首にゆっくり手を伸ばす。
羽『いやっ!』
パシッ!
「…!?」
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