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………………朝
廊下に出ると
肱高と日和が仲良く
出掛ける姿…
｢ゆき？どうした？｣
俺の様子に気付いた
春気がリビングのｿﾌｧーから
声をかけてきた。
｢いや…なんでも…、そういや～日和たちは何処行ったんだ？｣
春気に悟られないよう
さりげなく聞き出す。
｢ん～…なんかね、デートって言ってたよ？｣
一瞬イラッとした
｢…そ、うなんだ。俺…まだ疲れとれねーから二度寝するな♪｣
なんだかそれ以上は
怖くて 聞けなくて…
部屋に逃げ込むように
入った。
｢……畜生…………。｣
足元のｸｯｼｮﾝを壁に打ち
つけると、ベッドに身を
埋めて一言呟いた…………。
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