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………朝。
「んぁ~…肱高~…」
朝リビングに向かうと
いつものように
甘い声を出す日和。
「日和…着替えてから、朝食だぞ…」
見慣れたとはいえ…
流石に、もうこの光景は
見たくない。
「ゆき、おはよ?」
春気がいつものように
朝食を準備しながら
挨拶をすると
俺の存在に気付いた日和が
こっちに視線を向けた
「ユキ?おはよぉ~♪」
まだ寝ぼけている…
ヘラヘラと笑って手を振ってきた
「日和、俺が着替え手伝うよ?」
肱高の腕から
日和を抱き上げた
「…‥うんっ♪」
腕の中で日和は頷いた
ただ、大きな彼は
ムスッとしていた…
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