project@1

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少し構え有樹に吠えた 肱高も何かを察したように俺をグッと強く抱き、構える   「日和の浮気ものぉっ!」 さっきのあくどい顔と裏腹に やたら綺麗な顔で泣く 「「「?!」」」 俺も肱高も 振った張本人の薫も 硬直する …すると、有樹は まわりの反応に ムッとした表情をすると 「つまんなーい」 と唇を尖らせた 「いや、お前のテンション乗りづらいよ?」 さらっと突っ込むと 有樹は 頬を膨らまし 呆然としていた 肱高の腕から 俺の体を抱き寄せると 天使のような 悪魔の笑顔を浮かべ 俺を部屋へと いざなった…。
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