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許緒さん
｢我が樊會(はんかい)である！！｣
例えるのが好きな曹操である
怪力無双で牛の尻尾を片手で引っ掴んでズルズルと引き摺って歩くくらい怪力だったらしい
後漢末に黄巾党が一万人ぐらいで攻めてきたときに彼は若者を数千人集めみんなで砦を固めて敵の攻撃を防いだ矢玉が尽きたら巨岩を持ち上げては投げつけて黄巾党に対抗したらしい
だが軍勢が少ないために許緒軍の疲労は極みに達した
食糧も尽きかけたので黄巾党と和睦を結び牛と食糧を交換することになった
黄巾の人たちが牛を引き取りに来ると牛は逃げ帰ってしまった
しかし許緒はその牛を捕まえ片手で牛の尾を引っ張り百歩余りも連れてきた
その光景を見た黄巾の人たちは驚いて牛を引き取らずに逃げ帰ってしまった
そんな怪力無双は曹操の下で地味に活躍
そして曹操が死んだ時には号泣して血を吐いたらしい
君主にとっても忠実な許緒さんでした
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