意外な最強ヒーロー、その名は…

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ヒーロー。それは愛と平和を守り、誰からも慕われる存在であり、当然何よりも強く、何事にも屈しない勇気と根性を持つものである。 そんなヒーロー達が最強の座を争ったら!?恐らく子供の頃、誰もがこの疑問を持ち、友達とアツい議論を繰り広げたことだろう。 では例えばヒーローとは何か?と言われれば、ウルトラマン、仮面ライダー、ガンダム、ゴレンジャー、悟空、ケンシロウetc..各世代によって様々だが、各々が強大な強さを持ち、最強の称号を持つにふさわしいわけだが、 実はそんなヒーロー達の中でも、ある意外なキャラこそ頂点に君臨する資格を持っているのだ。   その名は「ドラえもん」。   何ィ!?と思わずツッコミを入れたくなるとは思うが、実は彼こそ「最強」と呼ぶにふさわしいのだ。但し「ある意味」という注釈を付けさせて頂こう。 この「ドラえもん最強説」は今までも様々な書籍やテレビ番組等で取り上げられているのだが、その説を語る上でのキーワードは「もしもボックス」である。これはドラえもんの道具の一つであり、読んで字の如く「もしも~だったら」が実現してしまう道具なのだ。 当然登場人物である小学生達がロクな用途に利用するわけもなく存在すら忘れ去られた道具だが、使い方によってはドラえもんを「史上最強」にしてくれる恐るべき兵器になるのだ。 使い方は簡単。例えば相手が自分の何倍もあるウルトラマンだとしよう。「もしもウルトラマンが3cmだったら?」。ウルトラマンは3cmになってしまうのだ。ドラえもんは体重129.3kg。潰してしまってハイ終了。 このようにコレさえあればどんな強力な相手も瞬殺できるわけだ。 しかし、周知の通り、ドラえもんはドジである。その一番近くにいるのび太はさらにマヌケである。上記で「ある意味」と付け加えたのは、彼らがこの道具を使いこなすだけの思考を持ち合わせているのかどうかということがあるからである。   宝の持ち腐れにならなければ、ドラえもんこそ最強のヒーローだ!   -終-
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