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では本編ではどうだろう。
①アンパンマンvsバイキンマン。
↓
②アンパンマンピンチ。ジャムおじさんに知らせる。パン作り開始。
↓
③他のキャラがなんとか間を埋めてバイキンマンが攻めあぐねる。
↓
④新しい顔登場。
パン作りは上記の②~④の最中に行われていると思われる。
早い。あまりにも早すぎる。恐らく時間にして五分程度だろう。普通に考えたら巨大あんぱんの生地の材料を混ぜてる段階くらいじゃないのか?
しかしこれが現実なのだ。ジャムおじさん率いるパン工場のスタッフは街の平和を守る為、想像を絶するスピードで巨大あんぱんを焼きあげ、顔まで作り上げているのだ。
何故こんなことができるのだろうと思っていたのだが、ある意外なものがその謎を解く鍵となった。
それは“アンパンマン号”の存在である。
アンパンマン号とはその名の通り、アンパンマンの形をした戦車のような装甲車のようないわば兵器である。
兵器だなんてそんな物騒じゃない!という方、残念ならアンパンマン号の鼻はドリルになっていることを知っているかな?十分殺傷能力があると言っていい機能を搭載している以上、兵器といっても過言ではないのだ。
さて、話を戻そう。ではこのアンパンマン号、一体誰が建造したのだろう?本編では別の業者に施工を依頼した様子は無いし、パン工場に専属メカニックがいる気配も無い。つまりパン工場の主であるジャムおじさんが中心となって建造したと考えるのが自然だろう。これならパン“工場”というネーミングも自然である。
では何故このことが、高速巨大あんぱん作りの謎を解く鍵になるのか。
答えはズバリ技術力である。単刀直入に言えば、アンパンマン号を建造できるだけの技術を持っているのだから、高速で巨大あんぱんを作れるスーパーコンピューターを開発していてもおかしくないのでは、ということだ。本編で生地を練っている描写~と言ったが、実際練って寝かして焼いてまでの工程が全て放送されているわけではない。つまりカメラが回っていない場所では、ある意味やりたい放題なのである。
だいたいアンパンマンがピンチであると察知してパン工場に知らせに戻って、また現場に行くとなれば、往復2分はかかるだろう。となれば制作時間は正味3分程度。通常の制作工程を踏まずにパンを作っていると考える方が自然ではないか。
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