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「え?いや、だからさぁ~。
子どもは皆好きだろ~?
夕菜ちゃんアレ?恥ずかしいの?」
「近藤さん、アンタどんだけ馬鹿なんですか?
私、一応女です。少年の遊び心なんて知りません。っつか知りたくありません。
死ねゴリラ」
「…アレェ?夕菜嫌いなんですかィ?」
「嫌いも何もねぇだろ…。
俺ら真選組は江戸の治安を守る為に働いてんだ。
何、お上は考えてやがる…」
おぉ✨
久しぶりに土方さんと意見が一致した‼
私、夕菜の初舞台…の筈。
いや、初舞台だと聞いて喜んでいたのに…。
「ま、とりあえずアレだ。
上に命令されたからにゃ、逆らえないだろ?
夕菜ちゃんも協力してくれ…。
”カブトムシ狩り”に」
カブトムシ狩り…。
どうしてこんな面倒な仕事を押し付けられたのだろうか…。
将軍様がペット:瑠璃丸とある森で生き別れてしまったらしい。
そういう訳で、私たち真選組はその将軍様のペット”瑠璃丸”を捕獲しろという命令を押し付けられた。
…ふざけんな💢
てか、沖田さんの野郎乗り気だし…。
何だかんだ言って、沖田さんだけじゃなくて全員乗り気じゃねぇか
「…そんな遊びに付き合いたか
ねぇーよ。テメーらで暢気にやってこいや‼」
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