君は愛してはくれない…

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土「………」 土方は睨みつけるように書類とにらめっこしていた そんなときにいきなり外の方から声がする 銀「土方君、ご飯作ってきたんだけど食べるー?」 土方はその声が聞こえると手に持っていた書類をグシャッと握りつぶした イライラする… あの男は毎日のように朝から弁当を作って屯所まで持ってきやがる… でも… 仕方がない 今俺は形だけとはいえ…アイツとは付き合ってるんだからな… そして土方は握りつぶした書類を再び机の上に置いた そしてゆっくりと立ち上がり、部屋の障子を開ける すると目の前に綺麗に輝く銀髪が目に入る でもそれは… 今の俺にはうっとうしい以外の何物でもなかった… しかし銀髪の男は俺が顔を出すと嬉しそうに笑った…
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