君は愛してはくれない…

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近「と…トシ……」 土「ん?どうした?近藤さん」 なにも悪びれた様子もない土方 ゆっくりと近藤が口を開く… 近「お前…弁当は本当に食ったか…?」 土「あぁ?当たり前だろ?いきなりなにいいだすんだよ」 近「そうだよな…悪かったな、変なこと聞いて…」 土「いや、」 そういうと近藤さんはなにもいわずに部屋から立ち去っていった… 土「……………」 土方はチラリとゴミ箱を見た後、 土「先に捨てときゃよかったなぁ……」 ポツリと呟いた…… 近藤は黙ったまま部屋に腰を下ろしていた… なんだ…なんだったんだ… 確かにあのゴミ箱に散乱していたのは万事屋がトシのために毎朝作っている弁当の中身だった…… だったらなんでゴミ箱なんかに捨ててあるんだ…… 喧嘩をしたわけじゃなさそうだ… じゃあ、なんで…… 近「トシ…お前ら…付き合ってるんだろ……?」 しかし今の近藤には2人が本当に好き合っているのか疑問を持たずにはいられなかった……
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