きっと君は愛してはくれない…

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弁当の包みを持っていったら案の定嫌な顔をされてしまった… 代わりに持って帰ってきた昨日の弁当箱も空にはなっているが、本当は知っている… アイツが一口も手をつけていないことぐらい… 銀「………」 本当はやめればいいんだ…こんなの… 別れればこんな想いしなくて済む… でも… きっとそれができないのは俺が怖がっているから… 捨てられるのが怖いんだ… アイツのそばにいれなくなるのが怖いんだ…… 嘘でもいい… 嫌われても…蔑まされても構わない…… それでも一緒にいたいんだ… だから… あと少しだけ… 君のそばにいさせて……
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