64人が本棚に入れています
本棚に追加
弁当の包みを持っていったら案の定嫌な顔をされてしまった…
代わりに持って帰ってきた昨日の弁当箱も空にはなっているが、本当は知っている…
アイツが一口も手をつけていないことぐらい…
銀「………」
本当はやめればいいんだ…こんなの…
別れればこんな想いしなくて済む…
でも…
きっとそれができないのは俺が怖がっているから…
捨てられるのが怖いんだ…
アイツのそばにいれなくなるのが怖いんだ……
嘘でもいい…
嫌われても…蔑まされても構わない……
それでも一緒にいたいんだ…
だから…
あと少しだけ…
君のそばにいさせて……
最初のコメントを投稿しよう!