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「今確実に言い間違えたよな。あとでしめる」
「リーダーそりゃないっしょ~~!?」
「はいはい皆、そんなことよりも目の前の敵に集中! マギ君に示しがつかないよ」
ラクトさんのディノス君いじりを止めたのはエルヴァーンのナイト、シャフトさん。
礼儀正しい、紳士といっても過言ではない!
優しい雰囲気にメンバーが癒されたりするんです。
が、戦闘になればその姿は一転します。
現にそう、纏う気が変わってる。
ほんわかした気が、キンッと凍り付き、神聖なものとなってます。
さすがは、騎士ですよね。
アルタナの加護を受けているんですから!
ラクトさんが舌打ちをして、彼の武器を取り出している。
そろそろ。
「行くぜ」
ラクトさんの掛け声と共にシャフトさんが<聖なる守護円[ホーリーサークル]>を、
ディノス君が<広がれ、炎よ[ファイガ]>を、
リンゼイが姿を消し、
マギは<広がれ、守りよ[プロテア]>を唱え、
私は“生命力”を溜めた。
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