─合格─

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「にしてもあの子間に合うかしら?? ここからなら、10kmも離れているのに時間は後5分しかないわ・・・・・・」      ―‡― 「フゥ~   間に合った・・・・・」 ゼルラは、あの距離を走って間に合っていた。汗1つかかずに・・・・・・ 「・・・・115・・・・ ・・・・・・・・・115 ウォッ!!!!」 「キャッごめんなさい・・・」 ゼルラは、少女とぶつかっていた。 「て、アレ?いない・・・・」 「下じゃーーー!!!!ボケェーーー」 ゼルラが下から叫ぶ。相手は、少女・・・・しかし、170cm近くある彼女には、混雑したなかでゼルラに気付かなかった。 「こんのデカ女ッ!!!!! ちゃんとした見ろッ」 ゼルラが怒鳴るなかで  プッチーーーンと音がした。 「だぁれが、デカ女ですってぇーーーーー!!!! このチビがぁ」 どうやら、彼女の逆鱗に触れたようだ。
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