いつものこと

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遅い夕食を食べ終わりやっと安息が・・・なんて考えはやはりあまかった 蓮奈はソファーの上でテレビを見てケラケラ笑っている 俺はというと一人流しで使い終わった食器を洗っていた 蓮奈に手伝えと言ったのだが 「客人に家事をやらせるなんて何考えてるのよ。あんたがやりなさいよ。」 と何故か怒られてしまった 何考えてるの?はこっちのセリフだ しかし強気で立ち向かったところで蓮奈には勝てるはずもなかった やはり今回は安息の時間はなさそうだ そう考えると悲しくなってきた 時刻は11:30を指している 「ねぇ、私風呂に入りたいんだけど」 「ふ~ん、入れば?」 そんなこと知ったこっちゃない 「なによ、その素っ気ない返事。早く用意しなさいよ。」 「自分の家行って入れば?」 なんで俺がそこまでしなきゃならないんだ 正直もう疲れて動けそうになかった 「俺は疲れてるんだよ。」 少し強めに出てみる 「風呂沸かすぐらいいいでしょ?」 こんなんじゃいつまで立っても終わらな気がした 「わかったよ。その代わりそれが終わったら俺は寝るからな。」 蓮奈の反応を聞かないでリビングを出ると浴室にむかった 早く寝たいのに・・・
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