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『仁美…ホントにいなくなるんだね…。あたし、仁美とはずっと友達だから!
離れていても…電話やメールで
連絡とろうね!絶対に…!』
涙目の美沙の言葉に
胸が締め付けられながら
私は黙って頷いた…。
それ以上は私も美沙も
喋ることなく黙々と…
引っ越し最終作業を続けた。
引っ越し前夜は永井家に
家族で晩ご飯を呼ばれ
仕方なくついてきた
紘一も交えて
この土地での出来事や
知り合って今までの思い出話をしながら、最後の晩餐をした。
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