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キーンコーンカーンコーン
「宝城さん!これ‥ありがとな!」
予鈴が鳴ったと同時に
赤塚君は私を見てきて
そう言い、ノートを返してきた。
「あっ‥いえ。」
………赤塚君はまだ私を見て何かを言いたそうにしている。
…なんなの?
「なあ宝城さんさあ、俺にタメ語でいーよ?マヂで。」
「え‥いや‥それは‥」
いきなりそんなことを
言われたもんでなんだか少し焦った返事をしてしまった。
「なんで?俺等クラスメートだし、席隣だし。
堅苦しいのはやめよーぜ。」
そんなこと言われても…
「‥‥‥はい」
と思いつつ返事をした。
「はいじゃなくて!そこはうんでしょ!」
あれ?私はいって言ってたの?
「う‥うん‥?」
とりあえずうんと言ってみる。
「そーそー!よくできました♪でもこれだけじゃねーからな?普段もどんな言葉でもタメ語!OK?」
「うん‥わかりま‥あっ‥わかった」
この人のテンションは…なに…?苦笑
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