45人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
【Outline】
これは、仮想第2次世界大戦のときに生まれた人間兵器の物語。
当時のドイツは世界を敵にまわし、とてもきびしい状況であった。
そこで、ドイツ政府はユダヤ人であり希代の天才科学者であるアンドレイ=ウェーラー博士をやとい、兵器の開発を命じたのである。
博士は最先端バイオテクノロジーを駆使し、幾年の歳月をかけて、ついにある生体兵器を完成させた。
それは実際に戦場におもむき、多大な勝利をおさめた。
しかしそのあとすぐ、ナチスの独裁によってユダヤ人の迫害がはじまる。
それによって博士がユダヤ人の収容所に連行され、研究は廃止。
そして、その兵器はナチスの地下政府機関に保管された。
だが、それから半世紀──
生体兵器はある事件を期に保管所から脱走し、こつぜんとすがたをけしていた……![image=283807067.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/283807067.jpg?width=800&format=jpg)
![image=283807067.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/283807067.jpg?width=800&format=jpg)
最初のコメントを投稿しよう!