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?「全く、いったい政宗様は政務をほったらかしにして何処へ行ったんだ!!
主の伊達政宗を探しているのは彼の右目、片倉小十郎景綱である。
小「おい、オメェーら政宗様を見なかったか?」
小十郎は部下に政宗を見なかったか聞いてみた。
部「筆頭でしたらお止めしたんスが・・・さっき外に・・・」
小「・・・ハァー。全くあのお方には困ったものだ」
小十郎がボヤキながら廊下を進んで行く。
《大変だね小十郎さん。そのうち胃に穴開かないか心配だよぉ》
小「分かってくれんのか作者。政宗様は、俺の言うことなんざ右から左に聞き流しやがる・・・ってかなんでテメェーが出てくる!!」
《ま、その辺は気にすんな♪》
小「気にすんなって・・・」
《ってか政宗っち探しに行かなくてい~の?》
小「忘れてた!!アホ作者構ってるヒマはねーんだった」
《ひどっ!!アホじゃ「アホだろーが」・・・ハイ・・アホです》
小「早く探さねーと日が暮れちまう」
《逝てら~♪。政宗っちなら森のほ~に居るよ~ん☆》
小「(ホントかよ・・・ってかさっきから政宗っちって)わかった。行ってみ・・・オイ、逝てらっておかしk《早く行かないと~》・・・あ、あぁ」
納得しない顔をして小十郎は政宗を探しに出て行く。
これから自分の日々を変える少女と出会うことなど知るよしもなく――――――
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