すれ違う三つ

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少女がエルダの存在に気が付き、 「お久しぶりです、エルダさん」 そう軽く頭を下げた。 エルダもつられて礼をする。 「どうぞ、エルダさんも上がってください。凛様が貴方にもお話があると」 「俺に?」 エルダは少し驚いた顔をしていたが、 「エルダ、何してるの?」 と言われて慌てて靴を脱ぐ。 エレナの背中を追うように、助言者の自宅に上がった。 .
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