4人が本棚に入れています
本棚に追加
「―――じゃあ、エルダには少し席を外してもらおうかしら。ティナ、案内を」
「ふぇ!?」
話を聴いていなかったエルダは、急に名前を呼ばれて奇声をあげてしまった。
エレナ、凛、ティナの三人が揃って、可笑しそうにクスクス笑う。
エルダは恥ずかしそうにうつむき、頬をほんのり赤くした。
「はい。―――ではエルダさん、こちらへどうぞ。
お茶は後でお運びしますので」
まだ顔を火照らせながら、エルダはティナと共に部屋を後にした。
.
最初のコメントを投稿しよう!