赤い糸
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炎のような瞳を覗き込んで、私は言う。 「不完全な貴方が、綺麗だから」 「はあ?」 「まるで人間みたい」 欠落して不完全な彼は人間のよう。 (ああ、なんて綺麗で愛しい存在なの) 彼は理解出来ないとそっぽを向いた。 一度拗ねたらしばらくは口をきかなくなってしまう。 だから私はもうひとつの理由を教えてあげる。 「貴方が私だけの存在だから」
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