195人が本棚に入れています
本棚に追加
?「いってぇな!
何しやがる!」
青年「ずいぶんと傲慢だね。
君は何の権利があってこんな事をするんだい?」
?「テメーには関係な……」
青年「何の権利があるんだ?」
青年の気迫に気圧されした男はそそくさと逃げていった。
青年「やれやれ……なぜああいう輩が減らないのかねぇ……」
ため息をつき真とシルバーへと近付く。
真「……」
青年「大丈夫、心配いらない。
私は明人『矢追 明人』(やおい あきと)。
これでも獣医だ。」
そういってシルバーの手当てを始める。
明人「よかった、骨や臓器に異常はない。
打撲傷のみだ。」
それを聞き安堵の表情を浮かべた真だったが、すぐに表情が曇る。
明人「どうしたんだい?」
真「俺のせいでシルバーがこんな目にあって……
俺の所に来なければこんな目にあう事はなくて幸せだったのに……」
とうつむく真に対して明人は……
最初のコメントを投稿しよう!