第2章 導かれし出会い

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・ ・ ・ 真は帰ってその事を両親に話していた。 父「そんな事があったのか……」 母「真もシルバーも、大丈夫なの?」 真とシルバーを気遣う両親。 真「大丈夫だよ。 それで、俺……」 父「獣医になりたい、と言いたいんだな?」 真「父さん!?」 先に言われてしまった。 真「……あの先生ほど立派な獣医になれるかは分からない…… でも、俺に出来る事をしたい。」 確かな決心が真の瞳に宿っていた。 母「ふふ、真らしくていいんじゃない?」 父「そうだな。 でも、そんな簡単じゃないぞ?」 真は力強く頷く。 父「お前の事だ、半端で投げ出す事はないと思うが頑張るんだぞ?」 真「分かってる。」 母「さ、夕飯の支度しないと。 真の進路が決まったお祝いね。」 いそいそと夕飯の支度をする。 こうして真は獣医に向けて猛勉強をするのであった。
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