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真は帰ってその事を両親に話していた。
父「そんな事があったのか……」
母「真もシルバーも、大丈夫なの?」
真とシルバーを気遣う両親。
真「大丈夫だよ。
それで、俺……」
父「獣医になりたい、と言いたいんだな?」
真「父さん!?」
先に言われてしまった。
真「……あの先生ほど立派な獣医になれるかは分からない……
でも、俺に出来る事をしたい。」
確かな決心が真の瞳に宿っていた。
母「ふふ、真らしくていいんじゃない?」
父「そうだな。
でも、そんな簡単じゃないぞ?」
真は力強く頷く。
父「お前の事だ、半端で投げ出す事はないと思うが頑張るんだぞ?」
真「分かってる。」
母「さ、夕飯の支度しないと。
真の進路が決まったお祝いね。」
いそいそと夕飯の支度をする。
こうして真は獣医に向けて猛勉強をするのであった。
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