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~木村 視点~
「にゃろう…、コーヒーカップに向かって行きやがった」
「それが何か困ることでもあるのかい?」
佐藤が俺に向かって聞いてくる。
「俺の推理としては、村山をコーヒーカップでぐるぐる回して酔わせてフラフラの時にグサッ!!と」
「んな!?村山殿が刃物で殺されるでありますか!!」
う~む…このままでは村山の命が危ない。どうすれば救える?……。
「どうする?早めに手を打って…」
「いや、あの二人にバレずに尚且つ村山を守るのが目的だ。なんか、あいつに束で掛かって行っても勝てない気がする」
「…それは同感するよ」
さて、どうするか…考えをさらに深くしてみる。
…ん?あのマスコットキャクター…。やってみるか。
俺は自分でもわかるほどニヤッとしてしまった。
小凪…村山を亡きものにできるならやってみやがれ!
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