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~小松崎 視点~
ゲロゲロリ!村山殿の危機にあるのであらば、いくら同じクラスの小凪殿でも容赦しないであります。
「お、おい。小松崎…」
後ろを向くとよれよれで今にも死にそうな木村殿の姿が、はて?少し異臭がするのは何故でありましょう?
「!?おい!その鞄のやつは何だ!!」
「あっ、これでありますか?変装セット2であります!」
木村殿が吾輩の鞄の中身を指差したので見せてあげたであります。
早速、あるキャラの等身大の頭部とスーツを身に纏ったであります。
「どう見ても目立つだろ!!」
「ゲロゲロリ!そんなこと言わず、木村殿も着てみるであります。そのキャラの気分になれるでありますよ」
そう言って吾輩は木村殿にコスチュームその2を渡したであります。
「こんなの着たってなるわけ……。タマタマタマタマタマタマタマタマタマ」
「おお、タママ二等兵!」
「ぐ、軍曹さん!おかしいですぅ。タママの口調になっちゃうですぅ。一体このコスチュームは?」
「……まぁまぁ、企業秘密ってことで」
(そうとうマズイ代物感バリバリですぅ!ってかどっから入手したですかぁ!?)
「では…、ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ」
「タマタマタマタマタマタマタマ」
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(パクリが多くなってきたなぁ……)
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