遊園地と追跡者

24/43
前へ
/252ページ
次へ
~小松崎 視点~ ゲロゲロリ!村山殿の危機にあるのであらば、いくら同じクラスの小凪殿でも容赦しないであります。 「お、おい。小松崎…」 後ろを向くとよれよれで今にも死にそうな木村殿の姿が、はて?少し異臭がするのは何故でありましょう? 「!?おい!その鞄のやつは何だ!!」 「あっ、これでありますか?変装セット2であります!」 木村殿が吾輩の鞄の中身を指差したので見せてあげたであります。 早速、あるキャラの等身大の頭部とスーツを身に纏ったであります。 「どう見ても目立つだろ!!」 「ゲロゲロリ!そんなこと言わず、木村殿も着てみるであります。そのキャラの気分になれるでありますよ」 そう言って吾輩は木村殿にコスチュームその2を渡したであります。 「こんなの着たってなるわけ……。タマタマタマタマタマタマタマタマタマ」 「おお、タママ二等兵!」 「ぐ、軍曹さん!おかしいですぅ。タママの口調になっちゃうですぅ。一体このコスチュームは?」 「……まぁまぁ、企業秘密ってことで」 (そうとうマズイ代物感バリバリですぅ!ってかどっから入手したですかぁ!?) 「では…、ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ」 「タマタマタマタマタマタマタマ」 共鳴! (パクリが多くなってきたなぁ……)
/252ページ

最初のコメントを投稿しよう!

898人が本棚に入れています
本棚に追加