遊園地と追跡者

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~村山 視点~ いやはや、あのおたまじゃくし?の方にいろいろ連れまわされてしまいました。なんとか解放されましたが…。小凪さんを探さなければ…。 「村山く~ん!よかった見つかって」 「あっ、小凪さん。」 丁度良く見つけることができました。ジェットコースターのことは謝らなければなりません。 「小凪さん。本当に申し訳ないです。なんだかおたまじゃくしのような方に無理矢理連れて行かれまして…。」 「おたまじゃくし?…私はカエルみたいな人に…。」 何か考え事をしているようです。小凪さんも同じような方に連れてかれていたようです。しかし、あれはマスコットなのでしょうか? ぐう~。 「あっ…。」 時刻は13時…丁度お昼時ですね。小凪さんのお腹も鳴ってますし。僕もお腹すきましたし。あっ、顔が真っ赤です。 「あ…、その…。お腹なったのは…その…。」 「お昼ですし、売店で何か食べましょう。僕もお腹すきました。午後からしっかりとアトラクションを楽しみましょう。」 「う…うん」 僕たちは売店に向かいました。 ~木村 視点~ さて、二人を離したことだし…。遊園地は広いからな、そんなすぐ会うなんてことはないだろう。 だけど、合流したあとの策を考えなければ…。 「きっ、木村殿ぉ…」 「ん?おー、小松崎おつかれ。今佐藤と井上に連絡したから昼飯食ってから作戦考えるぞ。」 ん?あれ?顔にアザとあいつから異臭が…。あれ?下半身が異様に…。あれ?泣いてる? 「ひぐ…、えぐっ…。じぇっと…こーすたーが…怖くて…。前も後ろも…、堤防決壊してしまったであります…。」 え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!!??
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