第二章:学校とテスト

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キーン!コーン!カーン!コーン! 「やっと終わったー」 俺は鞄を持ち駆け足で教室をでる。 「待ちなさい!今日は教室の掃除当番よ。」 と声がかかった。 「何だよ風紀委員さん俺は急がしいんだよ。」 「名前で呼んでよね、隼人!」 と目を光らせ答える。 「ちっ…わかりましたよ因幡さん」 この因幡早紀(いなばさき)は俺と同じ家が金持ちで訳あってこの高校にいるらしい。1年の時に同じクラスだけあって少しは仲がよい。
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