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しばらくして夕飯ができた…
「夕飯できましたよご主人様!わたくし特製の元気もりもり爽やかシチューです!」
シチューか、久しく食べてないなぁ。
「んっ?これがシチュー…なんか赤い色をしているぞ!」
メイドさんは笑顔で答える。
「もちろんシチューですよ!私、…トマトとトマトケチャップが大好きなので、たくさん入れました(ハート)。」
「だからってトマトをまるごと皮を剥かず入れることはないだろ(ハート)。」
メイドさんは笑顔で答える。
「皮にも栄養があるんですよ。それに私トマトが嫌いでなんです、食べて下さい。最後に(ハート)キモいです(ビックハート)。」
俺も笑顔で答える。
「お前さ、トマト嫌いっていっておいて、さっきは好きだといっていたぞ!話が矛盾しているぜ!(ウルトラビックハート)」
またまた笑顔で答える。
「私が好きと言ったのはプチトマトとトマトケチャップですよ!それとハートが本気でキモいのでやめてください」
俺はおでこに怒りマークをつけて笑顔で答える。
「プチトマトとトマトは同じだろ!」
メイドさんは一度、軽く咳ばらいをすると一差し指を立て答える。
「いいえ、全然違います。まず第一に中に入っているあの緑の液体の味が違います。第二に大きさが違います。第三に名前が違います。第……」
俺はメイドさんの話をとめて言った。
「まてまて!それただの理屈に聞こえるぞ、要するに量が多いと食べれないんだな。……一応きくが何個、違いがあるんだ。」
メイドさんはシチューを食べながら答える。
「現時点で56個違いがあります。」
俺も食べながら答える。
「結構ある見たいだな、暇な時にでも残りの51個聞かせてくれ。後、なかなか美味しいよトマトシチュー!」
メイドさんは爽やかな笑顔で答える。
「53個ですよ。ご主人様。」
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