桜の時期に
2/2
読書設定
目次
前へ
/
2ページ
次へ
はっきり言って、かなり悪い。 今日から中学二年となったぼくは、教室の黒板に張り出されていたクラス分けの結果に、憂鬱だった。 一年のときにできた友人たちは、ひとりを残して、みんなバラバラになっていた。 たかがクラスが別々になっただけなのに、今生の別れみたいに感じていた。 「なんて顔をしてるんだよー」 話しかけてきたのは、唯一同じクラスだった友人、竹浦公平だった。
/
2ページ
最初のコメントを投稿しよう!
6人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!