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その日、俺は何故か無性に炭酸飲料が飲みたくなった。 いつもなら我慢するのだが、ちょっとした気まぐれで。 小銭片手に、家の近くにある自動販売機へと向かっていた。 時刻は夜中の2時過ぎ。 高校生の自分が出歩いてはいけない時間だ。 ──自動販売機付近。 さすがにこの時間帯だと、誰一人歩いていない。 .
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