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御主人様は私に部屋に戻るように言う、でもあのオバサンと二人きりになんてしておけないわ。
私は小さな蛇をオバサンのバッグに忍ばせた、もちろん…猛毒の蛇よ。
「ロザリーすまないね」
「いいえ御主人様、それでわ」
にこりと微笑み赤いドレスをひるがえしながら私は部屋を出た。
蛇にはちゃんと帰ってから殺すように言ってあるから、後は待つだけね。
あぁ、これで何回目かしら?
私は御主人様が大好き。
だから今の暮らしを守る為には何でもするわ、御主人様も殺人を揉み消してくれるし。
私はうっすらと微笑みながら自分の部屋のベットに横になった。
「…愛してるわ、御主人様」
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